集中力が10分しか持たないハチワレ先生

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技術メインの雑記ブログ

AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)合格体験記

AWS SAA デジタルバッチ

こんにちわ、krkettleです
2020 年 12 月 AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)に合格しました
行った対策、申込〜試験当日、これから勉強する方へのオススメの勉強法について書きたいと思います

学習期間と行った対策

  • 学習期間: 約 3 ヶ月
  • 行った対策
    • AWS 公式資料や動画学習サイトを活用する
    • 実際に AWS サービスを触ってみる

学習期間: 約 3 ヶ月

私の場合は以下の理由(言い訳)から 3 ヶ月ほどかかりました

  • ネットワーク、DB、DNS などの IT 基礎知識が不足していた
  • 業務が忙しい時期だったため、平日に勉強時間を思うように確保できなかった
  • 周辺知識を調べすぎた

IT 基礎知識が既にあったり、短期集中で時間を確保できる方であれば
2 週間 ~ 1 ヶ月ほどで合格することも可能だと思います

行った対策

行った対策は主に以下の通りです

  • AWS 公式資料を読む
  • AWS サービスを実際に使ってみる
  • Udemyで対策講座を受講する
  • 疑問に思った内容を適宜調べて理解を深める

AWS 公式資料を読む

基本的に困ったときはAWS 公式ドキュメントをみるのが一番です
ただ、日本語の翻訳が一部おかしい時もあるので可能であれば原文(英語)で読むのがより良いと思います

出典: Amazon Simple Storage Service ユーザガイド
出典: Amazon Simple Storage Service ユーザガイド

参考: Amazon Simple Storage Service ユーザガイド

ただ、AWS 公式ドキュメントをいきなり読み始めるのは大変なので
まずはAWS 公式のスライド(BlackBelt シリーズ)から見始めるのがとっつきやすいと思います

出典: 20190220 AWS Black Belt Online Seminar Amazon S3 / Glacier
出典: 20190220 AWS Black Belt Online Seminar Amazon S3 / Glacier

参考: 20190220 AWS Black Belt Online Seminar Amazon S3 / Glacier

AWS サービスを実際に使ってみる

AWS サービスをより良く使えるようにするための資格なので
実際にサービスを触ってみることは必須だと思います ドキュメントを理解したつもりでも、実際に使ってみると「あれっ」となることはよくあります

何から始めるべきかが分からない方は公式チュートリアルを利用してみても良いですが
試験対策という意味であれば後述の Udemy(動画学習講座)を利用するのがオススメです

Udemy で対策講座を受講する

以下のような特徴のある動画学習サービスです

  • プログラミングなど IT 関連の動画が豊富
  • 月額〇〇円といったサブスク形式ではなく、1 つ 1 つの動画の買い切り
  • 頻繁にセールをやっているのでセール時に買うべき(24,000 円 -> 1,200 円など)

AWS SAA 関連で私が受講したのは以下の 2 つです
(内容は定期的に更新されるため、タイトルが一部異なる場合があります)

試験突破講座の良かったと思う点は以下の 2 点です

  • ハンズオン形式の講座のため、どの AWS サービスを触りながら理解できる
  • 幅広いサービスをカバーし、試験を受ける際に抑えるべきポイントが紹介されている

模擬試験問題集に関しては以下の理由から別のものを選んでも良いと思います

  • 問題文・解説に誤字脱字がある
  • 実際の試験問題よりも難易度が高かったり、細かすぎる知識を問う問題がある

とはいえ、問題数が多く全問題に対して解説がついているので
上記の点があることを事前に分かっておけば問題ないと思います

疑問に思った内容を適宜調べて理解を深める

講座・問題集の勉強中に疑問に思ったこと、知らなかったことは適宜検索しました
おすすめのサイトは以下の通りです

  • AWS 公式ドキュメント
    • やはり基本的には公式ドキュメントです
    • 最初から読み始めるのは骨が折れるので、分からない部分をスポット的に調べると便利です
    • また他のサービスとの比較(例えば SQS と SNS の違いなど)は良くある質問が分かりやすい時が多かったです
    • もちろんAWS 公式のスライド(BlackBelt シリーズ)を見直すのもオススメです
  • クラスメソッド
    • クラスメソッドさんは AWS の様々な記事を公開されています
    • 入門者向けの概要記事や試験で問われるような細かい知識の記事も複数存在します
    • 公式ドキュメントよりも図が多く直感的に分かりやすいことが多いです

申込 〜 試験当日

申込〜試験当日で記憶に残っているものを紹介します

試験実施会社の選択に迷った

受験当時、AWS 試験実施会社は「ピアソン VUE」、「PSI」の 2 種類がありました
以下の理由からピアソン VUEを選択しました

  • コロナ禍ということもあり、自宅受験が良かった
  • パスポートなどの英語圏監督者が分かる身分証明書を持っていなかった

英語の試験官にビビる

日本対応の監督者が良かったのですが、スケジュールが合わず英語対応の監督者の日程で受験しました

特にこちらから英語を話す機会はなかったのですが、
試験中考え込む際、無意識に碇司令のように口元を隠してしまっていたようで
試験画面のチャットで「Don't hide mouth」的な事を言われ「OK」と返信しました
特に問題はなかったのですが、英語が苦手なこともあり、少し焦りました

結果発表はすぐ

試験が終了するとすぐに合否が表示され、証明書や得点比率は後日メールで送られてきました

これから受験を考える方へ

AWS の利用経験や IT 基礎知識がどれくらいあるかにも寄りますが以下の 2 つに分類しました

  • 普段から AWS サービスを幅広く使っている方向け
  • ほとんど AWS サービスを使ったことがない方向け

(私自身は AWS 歴が約半年でだったので、ちょうど間くらいだったかなと思っています)

普段から AWS サービスを幅広く使っている方

AWS 公式模擬試験を受講するだけでも良いかもしれません
ただ、Web アプリ開発に関連するサービス(EC2, Lambda, DynamoDB など)は触った事あるけど
データ分析系のサービス(RedShift, Kinesis)は触った事がないという場合は苦手なサービスだけ
AWS 公式のスライド(BlackBelt シリーズ)を見つつ触ってみるのが良いかもしれないです

ほとんど AWS サービスを使ったことがない方

以下の流れがオススメです

  1. これだけで OK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座 を受講する
  2. AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集 などの問題を一通り解いてみる
  3. 理解が足りないと感じた問題について良くある質問クラスメソッドで調べて知識を補う

ポイントとしては以下の 2 点です

  • 試験突破講座を受講後に問題を解いてみて、正答率が低くてもめげない
    • 「ちゃんと受講したはずなのに意外と取れないな」と思っても諦めず知識を補充して下さい
  • 模擬試験問題集を各回の正当率が 90%以上になるまで繰り返す
    • 1 回目は「とりあえず受けてみる」で正答率 20%とかでも問題ないです
    • 2 回目 or 3 回目あたりで点数が取れてくるようになります

まとめ

今回は AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)試験の
行った対策、申込〜試験当日、これから勉強する方へのオススメの勉強法について紹介しました
次は AWS ディベロッパーアソシエイト(DVA)を取得したいと思っています